小比賀家住宅 江戸時代の屋敷構えを今に伝える邸宅
香川県の小比賀家住宅に行きました。
茅葺の大きな長屋門と、立派な松
毎月第三日曜日が公開日なのですが、
門が閉まっていて
本当に公開しているのか心配になったのですが、
ちゃんと公開していました。
とても長い 36mあるらしい
長屋門の右側は牛馬小屋
すごい曲がりの柱 天井は竹スノコの上に小麦ガラを敷いた上に土を乗せた
いわいるヤマト天井
大きな母屋
白壁がまぶしい
土間 真ん中に柱を一つだけ立てて、梁組みで広い空間を支える
サス組みが乗る上屋の梁間は、家の規模からすると狭い
隅は複雑な処理になっている
手斧はつりの曲がりくねった柱が太い梁を支える
玄関の間
玄関の間の梁組み
とても大きな仏壇があった
細い丸太のよう物が天井の竿になっている
なかなかリアルな亀の釘隠し
下座敷 立派な庭園に面している
座敷の柱は全体的に、五寸はありそうな太い栂の柱
むかしは手斧はつりだったらしいが、いつのころかカンナで削りなおされたらしい
ツリーハウスのようなものがあった
上座敷 藩主とその親族が訪れた時くらいしか使われなかったらしい
寿老人がいた
内側から見た長屋門
門の左側、
昔は門番が居たらしいが、古道具展示スペースになっている
この梁は何のためにあるのか良くわからない
茅葺屋根の棟にあったであろう瓦、近くで見るととても大きい
石臼を支える台が四方転びになっていて面白い
扉のロック機構
最近 葺き替えられてきれいな屋根、全体的に丸みがある
塀の瓦
離れてみると、屋敷の大きさに改めて驚かされる