箱木千年家
兵庫県神戸市の日本最古の民家、
箱木千年家を見学した感想など
諸説あるが、室町時代の建築ということでほぼ間違え無いらしい
軒高が低く、外観からも相当な古さが感じられるが
改造が非常に多く、当初からの構造材は数本しか残っていないので
建築当初どんな姿だったのか良くわからないらしい
玄関、大戸口 がっしりした引き込み戸
内部は閉鎖的で真っ暗
構造材は手斧でそれなりに成形された直材で整然としている
貫は結構太い
構造の中心、棟束の立つ屋根の中心、それぞれに平角の中重梁のような材を入れている
当初材らしい柱 シロアリがついていたのか補修されまくっている
床板も手斧はつりでボコボコしている
竹を平らに広げた、ヒシャギ竹のようなものが鴨居の上に貼ってある
敷居は床板の上に載っている
離れ 江戸時代中期ごろの建築で、こちらも相当古い
柱は結構大きな面が取ってあって、敷居は面を拾っている
音声ガイドによると面取りの大きさで、おおよその年代が判別でき古いほど面取が大きくなるらしい