森の水

民家好きの気まぐれブログ

土蔵 蔵の形 2

今回は、徳島県の平野部の気になった蔵の形を見ていきます

 

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この地域のごく一般的な蔵

壁は白漆喰、屋根は本瓦葺き、窓には雨除けの漆喰の庇と銅板の外扉がつく

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この蔵は鎧貼の腰板がつく

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水害に備えて高い石済みの上に立つ蔵、外壁はトタンでおおわれている

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全体を白色のカラー鉄板で覆った蔵もかなりの数ある

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大庄屋を務めたという家、敷地南側に大きな蔵が二棟並ぶ

 

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石井町の重文田中家 家財を収納するための蔵は左側の一棟だけで、

中央の大きい蔵や右側の板張りの建物は藍寝床といって、藍染めの原料のすくもの製造施設、

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これも石井町の武智家住宅の藍寝床、傷みが激しい

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このような倉庫か納屋のような藍寝床もかなり残っている

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かなり大きく立派な藍寝床が二棟並んでいる、手前の青石の塀といい藍商の財力がしのばれる。