森の水

民家好きの気まぐれブログ

臥龍山荘     数寄屋造りの名建築

 

 

 

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臥龍山荘といえば、

言わずと知れた数寄屋造りの名建築ですね

 

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落ち着いたたたずまいの玄関

 

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透かし彫りからさす光のゆらぎが美しい

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磨き丸太の長押の出留めには寸分の狂いもない

 

音声ガイドによると、

有名な大工がこれを見て、これ以上見るものはないと引き上げたらしい

作り手だからこそわかる凄さがあります。

 

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内縁から化粧垂木が外に繋がっているように見えて、繋がっていない

 

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磨き丸太の垂木に丸竹を編んでヒシャギ竹を敷いてある

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濡れ縁の隅、木口を隠す細工がしてある

銅の飾り釘がいいアクセントになっている。

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華奢な建物に見えるが縁の下を覗くと、

太い栗の土台や大引きでしっかり固められている

 

上から見るとすっきりした濡れ縁も、

蟻桟と目鎹を交互につかって歪みが出ないようになっている

 

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シャコ貝?

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小さい屋根がついた釣瓶

 

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庭のあちこちにある石臼は灘の酒蔵で使われていた物らしい

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崖に張り出した作りになっている

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川の水面に反射した月光が天井に映るらしい

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いくらでも見ていられる、見どころだらけの建物です

 

 

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文庫 船板が貼ってある上部はヒシャギ竹

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